症例紹介
Blog 歯ぐきを整えてから行った、負担の少ない奥歯インプラント治療
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歯ぐきを整えてから行った、負担の少ないインプラント治療

主訴(患者さんのお話)
78歳・男性
「入れ歯が合わなくて、食事のたびに動くのが気になる。
できれば、しっかり噛めるようにインプラントにしたい。」
このようなお悩みで来院されました。
初診時の状態

お口の中を拝見すると、歯を失った部分は、
• 歯ぐきがつっぱり、動きやすい
• 入れ歯が安定しにくい状態
• 汚れがたまりやすい環境
になっていました。
この状態のままインプラント治療を行うと、将来的に炎症や違和感が出やすいと判断しました。
なぜ「先に歯ぐきの治療」が必要なのか
インプラントは骨に固定されますが、実際に毎日触れるのは歯ぐきです。
歯ぐきが不安定なままだと、
• 歯みがきがしにくい
• 食べ物が詰まりやすい
• 炎症や痛みの原因になる
ことがあります。
そこで今回は、インプラントを入れる前に、歯ぐきの環境を整える治療を行いました。
【治療の工夫】体への負担を抑えた歯ぐきの調整

歯ぐきを別の場所から移植する方法(歯肉移植)もありますが、
ご年齢や全身状態を考慮し、
• 歯ぐきの位置を整える
• 動きにくい環境をつくる
に優先順位を置いた負担の少ない方法(口腔前庭拡張術)を選択しました。
この治療により、インプラント周囲の歯ぐきを安定させることができます。
【After】歯ぐきが安定してからインプラント治療へ

歯ぐきの状態が落ち着いたのを確認したうえで、インプラント治療を行いました。
結果として、
• 入れ歯よりもしっかり噛める
• 違和感が少ない
• 清掃しやすい状態
を目指すことができました。

リスク・注意点について
インプラント治療や歯ぐきの治療には、以下のような注意点があります。
• 治癒のスピードには個人差があります
• 術後、一時的に腫れや違和感が出ることがあります
• 日々の歯みがきや定期的なメンテナンスがとても重要です
治療を安全に行うため、事前にしっかり説明し、ご理解いただいたうえで進めています。
当院が大切にしている考え方
当院では、「とりあえずインプラントを入れる」のではなく、長く安心して使える環境を整えることを大切にしています。
患者さんのご年齢・お口の状態・生活背景に合わせて、無理のない治療計画をご提案しています。
治療費用
税抜¥1010000
奥歯インプラント治療 税抜¥450,000/2本
ガイドサージェリー(安全に埋入するためのコンピューターガイド) 税抜¥60,000
口腔前庭拡張術 税抜¥50,000
※症例写真は患者さんの同意を得て掲載しています。
※治療結果には個人差があります。
監修者情報
玉岡丈二 ジョージ歯科口腔外科 院長
歯科医師。医学博士。日本口腔インプラント学会専門医。日本口腔外科学会認定医。
「医学と歯学を繋ぐ」と「インプラント」を専門とし、兵庫医科大学にて医学博士号を取得。兵庫医科大学歯科口腔外科学講座助教を経て、専門医として口腔領域の多岐にわたる手術を担当。2023年ジョージ歯科口腔外科を開院し、「まっすぐに」向き合う医療を志す。
著書・論文に『「人生100年時代」 のインプラント治療の考えかた』『口腔インプラント医が知っておくべき骨吸収抑制薬の知識(日口腔インプラント誌2019)』等。

